日本だけでなく満員電車は起こります。ですが日本の満員電車には、海外とは違った一面があります。
今回は日本での満員電車の特徴とともに満員電車を避けるコツや、日本の満員電車に対する海外の反応を紹介します。
日本特有の満員電車
日本の満員電車には海外の満員電車とは異なり、必ず同じ時間帯に起こりやすいという特徴があります。
それは日本の通勤事情や通学事情、時間に間に合わせなければいけないといった日本人の生真面目な性格によるものです。
他にも会社の就業時間が決まっていたり、リモートワークがまだまだ浸透していないといったことも満員電車になりやすい理由の一つです。
満員電車になりやすい時間帯や路線は?
満員電車になりやすい時間帯というのは、ほとんどが通勤や通学に使う時間に集中します。
朝なら6:00~7:30が多く、夕方は17:00~19:00です。この時間帯を少し避けていっぽん早い電車に乗ったり、遅くしたりするだけでも人の流れが全く変わります。
満員電車になりやすい路線というのは、一概に決まってはいませんが、ビジネス街や本社ビルなどの多い地域に向かう路線は満員電車になりやすいです。
具体的に言うと東京の場合、ビジネスビルの多い丸の内や品川などは特に集中しています。
満員電車の対する海外の反応
日本の満員電車に対する海外の反応は、「観光名所」のような感覚です。
日本の満員電車は、乗車率を大きく上回り世界一といわれています。
わざわざ日本に来日して、満員電車に乗ってみたいという強者までいるほどです。
日本の満員電車は安全?
海外の満員電車の事情を調べてみるとスリや盗難など犯罪の温床にもなりやすいことがわかりました。
対して日本の満員電車では、痴漢行為などが多く密着度が高い満員電車だからこそわかりにくい犯罪が行われています。
現在はスマートフォンの普及により現金を持つ人が少なくなったことも日本の満員電車の犯罪が変わってきた理由かもしれません。
決して安全とはいいがたいのが満員電車です。油断はしないでくださいね。
満員電車を避けるためには
満員電車を避けるためにはどうしたらよいかコツを紹介します。
満員電車の時間帯を避ける
満員電車を避けるコツとしては、電車の時間をずらすことです。一本電車の時間を早めたり遅くしたりするだけで、こみ具合が変わってきます。
電車の中でも自分の世界を作る
満員電車では周りの人との距離が近くなります。
雑音が耳に入ったり、五感を刺激されることでストレスがたまるので、スマートフォンを活用してみましょう。
スマートフォンで好きな音楽を聴いたり、テレビなど動画を視聴したり好きな時間を楽しむようにしてください。
ただし、イヤホンの取り扱いには気を付けてください。
こうした電車の場合は、有線ケーブルではなく無線イヤホンを選ぶ人が多いです。無線イヤホンは、ちょっとしたはずみで耳から外れたり落ちてしまいます。
線路に落としたりしないようにしてくださいね。
生活リズム・交通手段を見直す
満員電車を避けるためには、電車の時間を考える必要があります。
そのために自分の生活リズムを一度見直してみましょう。
会社の終わりがおそくて、プライベートの時間が取りにくいと考えている人にもこの方法はおすすめです。
生活時間を見直すには、一度自分の起床時間や就業時間、就寝時間をはっきりさせます。
時間を意識し始めると少しずつ身体のリズムが整いやすくなってきます。
自分の身体のリズムに意識を向けると、仕事のしやすい時間や集中して仕事に向き合う時間を考えることができるようになります。
頭が働きにくいときに仕事に向かっていても効率が下がるので、そうしたときは仮眠をとったりコーヒーを飲んだりしてリフレッシュしましょう。
5分だけでも凝り固まった筋肉がほぐれて気持ちが切り替わりますのでぜひやってみてください。
交通手段を見直す方法もおすすめです。満員電車では、人がおりやすい駅というのも決まっています。
人が集中して降りる駅を避けて一駅分を自転車や徒歩に変えるなどしてみましょう。
身体をしっかり動かすことでストレスをコントロールしやすくなり、通勤や通学の時間も楽しくなりますよ。
満員電車がない地域に引っ越す
最終的な手段としては満員電車に巻き込まれない地域に引っ越しをすることです。
この方法はリモートワークや在宅勤務が可能な人に特におすすめします。
満員電車がない地域というのは郊外だったり、県をまたいで住まいを移してしまうなど。
他にも会社の近くで歩きや自転車で通うことができる範囲に引っ越しをするといったことも考えられます。
1人で住居を借りると大変な場合は、最近はルームシェアやシェアハウスなどで家賃を抑えることもできます。
満員電車が苦痛で身体を壊してしまう前に環境から変えることも考えてみてくださいね。
まとめ
今回は満員電車を避けるコツや海外の反応を紹介しました。
日本での満員電車は世界一といわれ、もはや観光名所のようなものです。
海外の人は日本の乗車率に驚き、あえて満員電車を体験したいという人もいるほどです。
毎日の満員電車の時間も発想を変えると面白いかもしれませんね。
もしどうしても満員電車で通うことが大変な場合は、電車の時間をずらしてみましょう。
電車の時間をずらすとどうしても日々の生活にも影響するので、その場合は生活リズムから改善してみることがおすすめです。
それでも難しい場合は、満員電車に乗らない環境づくりを作ってみましょう。
満員電車で毎日通うことは、ストレスとの戦いです。自分にとって無理のない判断をしてくださいね。