新型コロナウイルスの感染対策の必要性から、病院清掃に限らず、多くの現場で日常清掃に除菌作業が加わっています。

慢性的な人手不足の状況下で、さらに清掃スタッフの負担が増し、対応に悩んでいるビルメンテナンス企業は少なくないのではないでしょうか。

一方、新型コロナをきっかけに、清掃の重要性が社会で再認識され、見た目のきれいさだけでなく、衛生面でも安心できる確かな品質が求められています。

スタッフの作業負担を緩和し、高い清掃品質を提供するためにはどうしたら――？

日々の清掃作業の改善、効率化を図る一つの方策が、使用する洗剤の見直しです。

どのような洗剤を使うかによって、作業工程が変わってきます。

今回、紹介するＴＯＳＨＯの「レモングリーンＤＤ」は、洗浄と除菌、両方の効果を備えた、日常清掃用多目的洗剤です。

一工程で、汚れを落とせて除菌もできます。

一度に洗浄と除菌が可能な洗剤というと、それぞれの効果が薄いのでは？と思われるかもしれません。

病院の衛生管理を目的に設計された「レモングリーンＤＤ」は、２種類の第四級アンモニウム塩を配合したアルカリ性洗剤で、高い洗浄力とともに高い除菌効果も両立。

ＥＰＡ（米国環境保護庁）登録商品で、ＣＤＣ（米国疾病管理予防センター）が院内感染防止のために作成したガイドラインに沿って製造されていて、第三者機関のテストで薬剤の有効性・安定性・安全性など、厳しい基準をクリアしています。

トイレや浴室にも使えるパワフルな洗浄力

洗浄力が高いため、テーブル、イス、手すりなどの接触表面から床面はもちろん、トイレや浴室など水回りにも使えます。

例えばトイレなら、ドアの取っ手や手すり、操作ボタン、便座、便器、パイプ、壁、床など、１本で対応でき、洗剤の使い分けによる手間が省けます。

近年、トイレは設備やデザインが多様化していますよね。パワフルかつ使い分け不要な洗剤は、現場の作業性をしっかりと支えてくれるのではないでしょうか。

素材を傷めず、日常清掃に最適

エレベーターの操作ボタンをアルコール剤で拭いていたら、プラスチックが劣化してヒビが入ってしまった……といった経験はないでしょうか。

コロナ禍で注意が必要なのが、消毒・除菌剤の使用による建材や素材の劣化です。

「レモングリーンＤＤ」は、ボタン周りから扉、鏡など、各素材を傷めることなく、効果的に拭き上げることができます。

プラスチック、金属、鏡、ガラスなど、さまざまな材質に使用できます。

漂白効果がないことから、カーペットの嘔吐物処理にも安心して使えます。

ただし、液性がアルカリ性のため、天然石への使用は避けてください。

レモンの香りで、やさしい使用感

毎日の清掃で使うものだからこそ、使用感も大切なポイントです。

「レモングリーンＤＤ」は、アルコール系や塩素系の洗剤と違って、鼻をつくような臭いはありません。

さわやかなレモンの香りで、生分解性の界面活性剤が使用されるなど、環境面への配慮もなされています。

希釈作業を補うツールも充実

「レモングリーンＤＤ」は用途に合わせて40倍、または60倍に希釈して使います。

現場で洗剤の使い勝手を左右するのが、希釈作業。

スムーズな希釈作業をサポートするツールが各種揃っています。

ボトルの口に取り付けられる希釈用ポンプ２種（１プッシュ＝７㎖・28㎖）と５ℓ・10ℓサイズのコック付きボトルのほか、測らなくても手軽に希釈液が作れる、便利な40倍希釈用のアルミパック（原液12.5㎖）と希釈用ボトル（500㎖）もあり、現場やスタッフの状況に合わせて選ぶことができます。

そのほか、アルミパックと便利ツールが入った嘔吐物処理キット（キット内容はカスタマイズ可能）もあります。

「レモングリーンＤＤ」は、40倍に希釈すれば、水によるリンスは不要です。スプレー・ブラシ・スポンジ・ポリッシャー・自動洗浄機など、各資機材で使用できます。

１本で洗浄と除菌ができ、清掃個所による使い分けのいらない日常清掃用多目的洗剤。作業の効率化や品質アップを図るため、試してみてはいかがでしょうか。