TOP > DX CASE > 汚い雑巾どうしてる？　テラモトの抗菌、制菌がすごい！

汚い雑巾どうしてる？　テラモトの抗菌、制菌がすごい！

綿製の雑巾から高機能マイクロファイバークロスへの総入れ替え『FXマイクロ抗菌クロス』『FX制菌クロス（TioTio）』の空港導入事例

1日に11万人もの旅行者が行き交う、空の玄関口である成田国際空港。昼夜を問わず、その美観を陰で支え続けているのが株式会社成田空港美整社です。

各ターミナルビルで清掃業務に従事する石橋さん、宇都宮さん、大久保さんの3人に、業務効率化のために導入したという株式会社テラモトの高機能マイクロファイバークロス『FXマイクロ抗菌クロス』と『FX制菌クロス（TioTio）』の使用感について話を聞きました。

成田空港美整社の課題

成田国際空港（旧新東京国際空港）の開港時から旅客ターミナルビルや貨物ビル等の各施設の清掃を中心に、ビルメンテナンスの総合サービス業として50年以上の実績を積んできた成田空港美整社。

近年では清掃ロボットを導入するなどして業務効率化を進めていますが、特に作業が大変で手間がかかると3人が声を揃えるのがトイレ清掃です。

トイレ清掃の作業は、便器・洗面台の洗浄、壁や扉の除塵・拭き上げ、床の掃き拭き、トイレットペーパーや水石鹸など備品の補充と多岐にわたりますが、拭き上げにおいては綿製の雑巾を使用してきました。

「これまでずっと雑巾を使ってきてそれが当たり前だったのですが、洗面台の拭き上げを行う際、途中で何度も絞って水気を落とす必要があります。雑巾は生地が厚く、手が小さい女性だと絞るのも一苦労です。

使用後はSKで乾燥させますが、どうしても臭いが出てきます。1か月もするとカビが生えてしまい、そうなると衛生的に使い続けることはできないので廃棄、交換となります」

雑巾を使っていた当時を大久保さんはこう振り返ります。

▲身体を動かす仕事を希望しており、準夜勤で清掃業務を担当する大久保さん。新卒で入社し、勤務は5年目

導入までの経緯

『FXマイクロ抗菌クロス』と『FX制菌クロス（TioTio）』との出会いは2022年10月に東京ビックサイトで開催された「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO」のテラモトブースでした。

テラモトの資機材はすでに成田国際空港の各所で使用されており、ブース内で石橋さんがトイレ清掃の悩みを伝えたところ案内されたのが2つの高機能マイクロファイバークロスだったと言います。

一般的なマイクロファイバークロスは極細繊維でたくさんの汚れをかき取る一方で、汚れを繊維に抱き込みやすく、嫌な臭いが出やすい特徴があります。

『FXマイクロ抗菌クロス』は、抗菌効果のあるチャコール繊維（木炭繊維）を使用することでクロス内の細菌の増殖を抑制。一方『FX制菌クロス（TioTio）』は「TioTio PREMIUM」という加工剤を繊維に含浸させており、菌の増殖を抑制するだけでなく、減少させることができます。いずれもクロス自体を衛生的に管理するのが容易になっています。

▲抗菌クロスは5色、制菌クロスは7色で展開

「展示会のブースで試したところ、今まで使っていた雑巾よりも断然扱いやすいというのが第一印象でした。吸水性もよく、拭き残りが少ない。色合いもよく、とくに抗菌クロスはデザイン的に汚れが目立ちにくい。お客様から見ても清潔感があっていいと思います」

サンプルを持ち帰った石橋さんはテラモトブースを訪れたスタッフとともに、会社に使用を進言。いくつかの現場での使用テストを経て4月には全トイレでの導入が決まりました。

▲別の仕事に就いていたが掃除が好きで、急募の広告を見てピンと来たという石橋さん。現在は日勤で清掃業務を担当する

テストでも総じて「拭きやすさ」と「吸水性の高さ」が評価されたと言います。

また、導入にあたり行ったのは朝礼での説明程度で、作業マニュアルや工程表等の大きな変更はなし。今までの雑巾と地続きの使い方で、単純に汚れ落ちが良く、拭きムラが出なくなったという感じでスムーズに受け入れられたそうです。

実際の使用状況について

トイレの個室内の棚はこの色で、洗面台などはこの色でと『FXマイクロ抗菌クロス』は拭き上げる場所によってきっちり色分けがされています。また、洗面台の鏡には『FX制菌クロス（TioTio）』を使用しているとのこと。

それぞれの場所ごとに色分けされた計6枚が常に各トイレのSKに備え付けられています。

▲何度洗っても臭いが残る雑巾に対し、現在はほとんど臭いが気にならなくなった。また乾くのも非常に早い

雑巾からマイクロファイバーに変えたことで効率よく作業できるようになったと以下のように語る宇都宮さん。

「水切れがよく拭きムラが出ないので作業が楽になりました。抗菌クロスは片面づつで触り心地が違っていて、凹凸のある面を使えば、

多少の汚れであれば拭くだけできれいになるんです。これまでは洗浄して拭き上げるという手間があったんですが、一度拭くだけになるので作業時間の時間短縮にもつながっています。

雑巾だと拭いた後に繊維くずが残ることがあるんですが、とくに鏡だとそれが目立ちます。制菌クロスはそういったことが一切なく、仕上がりがとてもいいんです」

▲きれい好きで、普段から利用している成田国空港をきれいにしたいという思いから清掃の仕事に就いたという宇都宮さん

大久保さんもお客様がいる中で作業を行わなければならないトイレ清掃にとって、作業時間を少しでも短縮できるのは非常にありがたいと言います。

各トイレごとに何分短縮といった効果を数値化するまでには至っていませんが、各スタッフとも作業負荷は確実に下がって楽になったことを実感しています。

▲しっかり感のある生地の制菌クロス。折り目が崩れにくいのでしっかりと拭き上げることができる

導入効果と今後の展望

他社のマイクロファイバークロスは使っているうちにゴワゴワになってしまったり、色落ちしてしまうことがあるが、テラモトの『FXマイクロ抗菌クロス』『FX制菌クロス（TioTio）』はいずれも使い始めの状態が長く保たれていると3人は耐久性に太鼓判を押します。

導入から半年が経過していますが、換せずに使い続けることができているのだとか。

「ハッキリとした色なので、作業する私たちも気分が上がります。水切れがいいので、仕上がりよく、使っていてとても気持ちいい。ピカピカにするぞ！っていう気持ちで清掃に入れる商品ですね」

宇都宮さんの笑顔のコメントでインタビューを締めくくってもらいました。

▲高機能な2つのクロスを使って利用者と従業員の皆さんが、もっと空港を気持ちよく使えるよう、積極的に清掃を行っていくことが今後の抱負だという

■導入会社紹介

株式会社成田空港美整社

成田空港美整社 (NKB) は主に成田国際空港の清掃を行う会社です。空港ターミナルビルを始め、事務室、店舗、病院を対象に、美観や清潔度を維持することを目的とした日常清掃、定期清掃、臨時清掃を行います。衛生管理業務等、ビル清掃に関わる業務をトータルに行えるのが強み。また、衛生消耗品の販売も行っています。

・住所　〒286-0106 千葉県成田市取香529番地63 (本社)

・URL　https://www.nk-biseisha.co.jp/

おすすめ記事
制菌力と抗菌防臭を兼ね備えた次世代のお掃除クロス

繊維に付着した菌の増殖を抑えるだけじゃない！清拭の作業性を追求した「FX制菌クロス（TioTio）」（テラモト）