「毎日お風呂掃除をしているのに、なんだかヌルヌルする」
という悩みを抱えている方はたくさんいるでしょう。
本来リラックスする場所であるお風呂が汚れていては、心と体の疲れをしっかり取ることができなくなってしまいますよね。
そこでこの記事では、汚れたお風呂をピカピカに掃除する方法について詳しく解説していきます。
・お風呂ってどんな汚れが付いている?
まずは、お風呂に付いている代表的な汚れについて詳しく見ていきましょう。
・・水垢
水道水には、
・カルシウム
・マグネシウム
などのミネラルが含まれていて、これらが固まってしまうと水垢になります。
水垢はヌルヌル汚れの原因になりますので、酸性の洗剤もしくはクエン酸を使ってしっかりと洗い流しましょう。
・・カビ
浴室の隅やパッキンに黒い斑点ができていた場合、それは間違いなくカビです。
カビは湿度が高い場所を好む傾向があり、
・人間の垢
・お風呂の汚れ
などをエサに繁殖していきます。
ちょっとしたカビであれば、潜在を使って落とすことができますが、根っこが生えてしまうと落とすのがかなり難しくなりますので、こまめにお風呂掃除をして、カビが生えないように工夫していくことが大切です。
・・石鹸の残りかす
先ほども解説したように、水道水にはミネラルが含まれています。
このミネラルが石鹸と反応すると、ヌルヌルした汚れになります。
放置していると、地層のように積み重なってしまい、中々落ちなくなりますので、酸性の洗剤やクエン酸を使って掃除することが大切です。
・お風呂掃除の正しいステップとは?
では次に、お風呂掃除の正しいステップについて詳しく見ていきましょう。
ステップ1:浴槽を洗う
お風呂掃除を行う際は、真っ先に浴槽を洗います。
風呂用洗剤を吹き付けた状態で、固めのスポンジを使って磨くことで、汚れを効率的に落とすことができます。
基本的に浴槽についている汚れは、水垢もしくは皮脂汚れですので、潜在を使えば比較的簡単に落とせます。
ステップ2:壁を洗い流す
続いては、壁を洗い流します。
目立った汚れがない場合は、温水だけである程度綺麗にすることができます。
シャンプーや石鹸カスがついている場合は、温度を上げて集中放水すると良いでしょう。
ステップ3:床を洗い流す
壁の掃除が終わったら、床を洗い流していきます。
壁に付いた汚れが床にこびりついていると、今度は床がヌルヌルになってしまいますので、
・温水→冷水
の順番で洗い流し、その後スポンジで磨いていきましょう。
ステップ4:鏡を洗い流す
最後に鏡を洗い流していきます。
鏡に水的なついていると、うろこ状の汚れになってしまい、放置すればするほど落としにくくなりますので、できるだけ毎日掃除をするようにしましょう。
・意外と知らないお風呂掃除のコツ
最後に、お風呂をよりきれいに掃除するためのコツについて詳しく解説していきます。
・・お風呂掃除は入浴後にするのがおすすめ
お風呂に入る前に掃除をする方はたくさんいますが、できれば入浴後に掃除をするようにしましょう。
というのも、入浴後は浴槽が濡れている状態になりますので、余計な手間をかけずに掃除をすることができます。
ただし、入浴後はかなり湿気が多い状態となっていますので、5分ほど換気を行ってから掃除を始めるようにしてください。
・・お風呂上りに水滴をふき取るだけでもかなり変わる
入浴後の掃除が面倒くさいという方は、せめてお風呂場についている水滴をふき取るようにしましょう。
お風呂場の水滴をふき取ることにより、カビや水垢のこびりつきを防止できるようになりますので、綺麗なお風呂を維持しやすくなるのです。
中には、
「換気扇をつけているから大丈夫」
と考えている方もいると思いますが、換気扇だけでは不十分です。
徹底的にカビや水垢、ぬめりを防ぎたいと考えている方は、壁や床浴槽などの水滴をふき取ってから出るようにしましょう。
・・お湯で洗い流すだけでも効果あり
「入浴後に掃除をするのも面倒くさいし、水滴をふき取るのも面倒くさい」
という方は、お湯でお風呂全体を洗い流しましょう。
シャンプーなどの残りかすが飛び散っていると、それが原因でぬめりが発生してしまうことがあるのです。
入浴後にシャワーでしっかりと洗い流しておけば、このような汚れを防止しやすくなります。
・まとめ
お風呂にはさまざまな汚れが溜まります。
放置していたり、掃除の仕方が間違っていたりすると、どんどん頑固な汚れになってしまうのです。
お風呂場が汚れていては、心の底からリラックスすることができなくなってしまいますよね。
この記事を見ている方の中で、
「お風呂場のぬめりを何とかしたい」
「毎日掃除をしているのに、お風呂が汚い」
と悩んでいる方がいるのであれば、今回紹介したことを参考にしながら、正しい方法、タイミングで掃除をしてみてください。