電車やバス通勤の人でしたら、本を読んだりスマホを見たり。
そんな通勤時間でダイエットができるとしたら、どうでしょう?
人によって、通勤時間が1時間という人もいるでしょう。徒歩通勤の場合、通勤時間中は歩いていることになり、その分カロリーは消費しているのです。
通勤に長い時間がかかってうんざりしている人も、通勤時間がダイエットの時間でもあると思うと、きっとアクティブに通勤できるのではないでしょうか。
この記事では、通勤時間でどの程度のカロリーが消費できるのか、ダイエットと言えるほど消費できるのかを調査してみました。
ダイエットに効果的な筋トレと有酸素運動
ダイエットに効果的とされているのが、筋肉をつける筋トレと有酸素運動です。
筋肉をつけるためにと筋トレをする人が多いのですが、筋トレをすることで筋肉量が増え、体の基礎代謝が上がるのです。
基礎代謝が向上することで、日常的に立ったり座ったりといった動きでのカロリー消費量も増え、痩せやすい体を作ることができます。
人は呼吸している時もカロリーを消費していますが、日常の当たり前の動きでのカロリー消費も向上できるので、筋トレはおすすめです。
また、激しくない運動を長時間行うことによりカロリーを消費するのが有酸素運動です
有酸素運動と言われているものには、徒歩やジョギング、自転車などが挙げられます。
通勤時間にダイエットになるというのは、この有酸素運動が毎日の通勤時間でできるからです。
さらに、週に2〜3日の筋トレと組み合わせることで、筋肉をつけて通勤時の有酸素運動での消費カロリーを向上させ、健康的にダイエットをすることができます。
通勤時間でダイエット?
食事の量を制限したり、エクササイズや運動をしたりして減量することがダイエットと言われています。
では、通勤はダイエットになるのでしょうか?
結論から言いますと、ダイエットになります。
通勤は徒歩の方も自転車の方も電車やバスを利用の方も自家用車の方も様々です。
ですが、どんな通勤手段でも工夫をすることでダイエットになるのです。
では、どんな工夫をするといいのでしょうか?
通勤手段ごとに工夫してダイエット効果アップ
それでは、通勤手段ごとに消費カロリーを向上させるため、工夫できる点を見ていきましょう。
徒歩通勤
普通に歩くよりも歩幅を大きくして、少し早めのペースで歩くことを心がけることで、よりダイエット効果が得られるそうです。
自転車通勤
上り坂を漕ぐことで下半身の筋肉も鍛えられるため、下半身痩せに効果的です。
また、太ももは体の中で最も大きな筋肉です。
その筋肉を鍛えることで基礎代謝量が上がり、痩せ体質に近づきます!
電車・バス通勤
電車やバスの中で座る場所があっても、そこはあえて座らずに。
座っているよりも立っている方が、よりカロリーは消費します。
さらには、つま先立ちをしたり片足立ちをしたりすることで、筋力が上がり、基礎代謝もアップします。
通勤時間別のカロリー消費量
通勤時間にどのくらいカロリーが消費しているのか、気になりますよね。
消費カロリーは、運動の種類ごとに変わります。それは、その運動により体にかかる負荷が異なるためです。
通勤時に「歩く」「走る」「自転車をこぐ」「電車やバスで立つ」といった運動をしていますが、どのくらいカロリーを消費するのでしょうか。
消費カロリーの計算は、体重によっても違ってきます。
ここでは、体重60キロの人が徒歩と自転車通勤した場合の消費カロリーを見てみましょう。
例えば・・・
・体重60キロの人が通勤で1時間(片道30分)徒歩通勤した場合、約189kcal消費します。
・体重50キロの人が通勤で1時間(片道30分)自転車通勤した場合、約428kcal消費します。
※運動の強さを表すMETs(メッツ)という単位を用いて計算したおおよその数字です
このように、往復で考えると片道30分通勤の場合、1日に1時間も運動したことになると考えることができ、通勤時間でカロリーも消費されて得した気分になります。
まとめ
なんとなく通勤している日々の人も多いと思いますが、ダイエット効果があるなら、歩き方や自転車の乗り方も意識してみましょう。
少し大股で歩いてみたり、早歩きにしてみたり。
自転車をこぐスピードを少し上げてみたり。
さらには、電車通勤の人は、時間にゆとりがあれば一駅前で降り、徒歩で会社に向かうのも。
また、徒歩や自転車のような有酸素運動は、20分以上継続してはじめて脂肪が燃焼されると言われています。
運動としてなら辛い20分も、通勤であればたやすくクリアできるかもしれません。
毎日の通勤で有酸素運動ができ、カロリーも消費される。
通勤手段がダイエットにつながっているとしたなら、一石二鳥ですね。
また、休日は体を休ませ、食事に気をつける日にするのもいいですね。