イラストレーター・ナガノさんによるキャラクター「ちいかわ」。

「なんか小さくてかわいいやつ」の略であるちいかわは、Twitterにて漫画が連載されています。

🍈 pic.twitter.com/1vgYSJBEJD

— ちいかわ💫アニメ金曜 (@ngnchiikawa) May 30, 2022

かなりの大人気コンテンツであることから、最近は漫画がアップされた瞬間にリツイートやいいねが急増するほど。

アニメ化やコラボカフェなど盛り上がっているちいかわですが、最近本編のストーリーが不穏であると話題になっています。

 

■かわいいだけじゃない！　ちいかわの世界

www.youtube.com/

ほんわかかわいいイラストが魅力的な「ちいかわ」ですが、ちいかわの魅力は可愛さだけではありません。

ちいかわたちは、私たち人間と同じように生きるために労働をし、お金を稼ぎます。

 

より良い仕事を得るために資格をとろうとし奮闘しますが、資格試験に失敗したり……あの可愛らしい絵柄からは想像もできないほどハードな世界を描いています。

ちいかわたちの労働内容は、草むしりやシール貼り、採取、そして討伐などなど。

 

■突然現れる敵

また前提として、ちいかわの世界は「弱肉強食」です。ちいかわたちの世界には彼らを捕食しようとするモンスターのような存在がいます。

それらは見るからにおどろおどろしいものから、「擬態型」と呼ばれる一見可愛らしいものまでさまざまです。

 

ちいかわたちはいつ捕食されるかわからない世界観の中で、危険に晒されながらモンスターたちの討伐を行っているのです。

また理不尽な魔法や呪いによって姿を変えられたり、目覚まし時計の呪いで世界の時間軸がループし続けたり、数日で死に至ってしまう危ない毒キノコに体を寄生されてしまったり……。

 

ちいかわたちの世界は常に危険と隣り合わせであり、見ていてハラハラします。

かわいいだけじゃないこの世界観がクセになるというファンが急増しているのです。

 

■最近のちいかわは特に怖い！　彼らの世界の真実とは

かわいい世界観の中に闇が見え隠れしていたちいかわですが、ここ数日のうちに公開されているストーリーが特に怖すぎるということで、Twitterにて大きな話題を呼んでいます。

 

事の発端は、食べ物の「湧きドコロ」が枯れてしまったことでした。

引用：

🍚 pic.twitter.com/0hEj5K4k5A

— ちいかわ💫アニメ金曜 (@ngnchiikawa) May 24, 2022

 

ちいかわたちの世界では、お味噌汁の川が流れていたり、フエラムネの源泉があったりなど、食べ物の「湧きドコロ」というのが存在していました。

しかしこの湧きドコロが次々枯れていったということで、ちいかわたちは祈りのダンスを踊っています。

引用：

🦷 pic.twitter.com/nEx4tC05Hp

— ちいかわ💫アニメ金曜 (@ngnchiikawa) May 13, 2022

 

ちいかわの友達（？）であるモモンガが、お腹がすいたということでちいかわを食べようとしました。

モモンガはかつて、ちいかわ族たちを捕食していたモンスターでした。かわいい姿になってちやほやされることを目的に、モモンガの体を乗っ取ってかわいい見た目を謳歌していますが、やはり中身はモンスターであるということが明確に示された回です。

引用：

🍚 pic.twitter.com/0hEj5K4k5A

— ちいかわ💫アニメ金曜 (@ngnchiikawa) May 24, 2022

 

しかしそんなモモンガも、働いて得たお金でご飯を食べ、ちいかわやハチワレと一緒に過ごすことにより純粋な心が生まれます。

引用：

🍇 pic.twitter.com/CXa5I937Dv

— ちいかわ💫アニメ金曜 (@ngnchiikawa) May 26, 2022

 

その一方、討伐に出かけたちいかわ族はモンスターに捕食されてしまいました。

ちなみにこのモンスターの子はかつてちいかわ族であり、ちいかわと一緒にシール貼りのバイトをする仲間でした。

しかし強くなりたかったのか、この姿になって昔の仲間を捕食してしまいます。

引用：

🍈 pic.twitter.com/rvDRDBn73Z

— ちいかわ💫アニメ金曜 (@ngnchiikawa) May 28, 2022

 

ちいかわ族の子が捕食されたあと、湧きドコロからメロンパンが湧いて出てきました。

このことに関しては謎が多くさまざまな考察がなされていますが、もしかするとちいかわ族の誰かが食べられると食べ物が湧くシステムになっているのかもしれません。

■インターネットで囁かれている考察

NIRVANA / NEVER MIND#ちいかわ#ちいかわファンアート#パロディジャケット pic.twitter.com/8zWHJxE6AB

— Reru (@Reru_kuma) May 29, 2022

 

今現在「ちいかわ」では飢餓をテーマに物語が進行しており、捕食する側とされる側が明確に描かれています。

さまざまなファンが考察をしていますが、現在有力な情報としては下記です。

・ちいかわ族が捕食される

→食べ物が湧く

→討伐に行かなくても食べていけるようになる

→討伐に行かなくなる

→モンスターが増える

→一方、みんなが食べすぎて食べ物が枯れる

→生きるためちいかわ族が討伐へ行く

→増えすぎたモンスターにちいかわ族が捕食される

→食べ物が湧く

→討伐に行かなくなる……

 

ちいかわの世界は、上記のように回っているかもしれません。

もしくはちいかわ族自体が、モンスター側からすると「無限に湧き出てくる」食糧という見方もできるでしょう。

これからちいかわの世界はどう展開していき、どのようなオチで終わるのでしょうか。

 

■最後に

以上、「ちいかわ」の病みについて紹介いたしました。

とてもかわいい世界観で大人気のちいかわですが、たくさんの謎が残っており、漫画が上がるたびにさまざまな考察がなされています。

 

今のストーリーもとても闇が深いものとなっていますが、今後どのような展開を辿っていくのでしょうか。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。