『SDGs』を説明することはできますか？ そもそもSDGsの中身について十分に理解できている人も少ないのではないでしょうか。

 

最近はSDGsという言葉をさまざまなところで見かけるので、言葉を知っているという人は多いかもしれませんね！ 今回の記事では「SDGsとは何なのか」「SDGsとは必要なのか」について解説をしていきます。

 

このご時世でSDGsという言葉を知らないのは少し恥ずかしいので、この記事を読んでトレンドに遅れないようにしましょう。 SDGsとは？

 

分かりやすく解説

SDGsとは何なのかについてですが、SDGsを簡単に説明すると「持続可能な開発目標」のことです。

英語で言うと、Sustainable Development Goalsの略になっています。

 

このSDGsを聞いた時に「環境問題に関すること？」と思う人が多いですが、環境問題のことだけを言っているわけではありません。

 

人間関係や職場環境も含めたのがこのSDGsになります。

 

ここで言う”持続可能”とは、これからの世代にも受け継いでいける状態のことを指します。 対象となる範囲がかなり広いのがこのSDGsになります。

 

SDGsで掲げられた17の目標

 

持続可能な開発目標を達成するために、掲げられた17の目標というものがあります。

この17の目標を見れば、SDGsが何を目指しているのかが分かるようになります。

 

1.貧困をなくそう	あらゆる場所で貧困に終止符を打つ。
2.飢餓をゼロに	飢餓に終止符を打つ。
3.すべての人に健康と福祉を	あらゆる年齢の全ての人の健康と福祉を推進する。
4.質の高い教育をみんなに	全ての人が公平に質の高い教育を受ける。
5.ジェンダー平等を実現しよう	ジェンダーの平等を達成する。
6.安全な水とトイレを世界中に	全ての人に水と衛生へのアクセスを可能にする。
7.エネルギーをみんなに　そしてクリーンに	全ての人に身近で信頼できるエネルギーへのアクセスを確保する。
8.働きがいも経済成長も	働きがいのある人間らしい仕事を推進する。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう	強靭なインフラを整備し、技術革新の拡大を図る。
10.人や国の不平等をなくそう	国内および国家間の格差をなくす。
11.住み続けられるまちづくりを	都市と人間の居住地を安全、強靭かつ持続可能にする。
12.つくる責任　つかう責任	持続可能な消費と生産のパターンを確保する。
13.気候変動に具体的な対策を	気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る。
14.海の豊かさを守ろう	海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する。
15.陸の豊かさも守ろう	陸上の生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進
16.平和と公正を全ての人に	持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進する。
17.パートナーシップで目標を達成しよう	持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

 

以上、17つがSDGsの掲げる目標になります。

 

これらの目標が”持続可能な開発目標”を達成するために細かく分けた目標になります。

 

「貧困」「性問題」まで突っ込んでいるのがこのSDGsになります。 この17の目標を見て頂いたら分かるように、「環境に関すること」だけでなく、後世の人たちが生活して生きやすい社会環境作りも目指しています。

 

身近なSDGs

身近なSDGsの取り組みについて紹介していきます！ 身近な例を見てみると、よりSDGsへの理解が深まります。

 

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【身近な例】

・マイバックやマイボトルを持ち歩く

・地元食材を購入する

・水や電気の使用量を削減する

・できるだけペーバーレスにする（紙媒体の廃止）

・従業員の働き方を定期的に見直す

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身近な例としてはこのようなものがあります。

よく聞く有名なものもあったのではないかと思います。

 

すぐにでも取り組めそうなものもありますよね！

 

SDGsのメリット

 

ここまで話をしてきましたが、SDGsの取り組みに参画するメリットがなければやろうとは思わないですよね。

 

ここからはSDGsに取り組むメリットについて解説をします！

ビジネスの拡大 さまざまな企業がSDGsに参画しています。

 

その理由はビジネスチャンスの拡大につながるからです。

SDGsは国連が採択した世界全体の取り組みです。

 

そのため、SDGsに参加することで、社会貢献に積極的な企業だと認知されます。 それがブランディングに繋がり、新たなパートナーシップや採用につながるのです。

組織強化につながる

SDGsに取り組むことで、組織の強化にもつながります。

一人一人が働きやすい環境作り、性差別のない職場作りは組織強化につながります。

 

そういった会社は長く働きたい会社として支持され、長く生き残る会社になる一つの要因です。

 

節約になる

 

マイボトルやマイバックを持っていたり、電気や水の使用を制限すれば節約にもなります。

節約をした結果、環境にもよくなるなら一石二鳥ですよね！

 

まとめ

 

今回は「SDGsとは何なのか」というテーマで解説をしてきました。

SDGsとは簡単に説明すると「持続可能な開発目標」のことを指します。

 

自然環境だけでなく、職場環境や、社会問題にもどんどん突っ込んでいくのがこのSDGsです。

 

「貧困問題」「性差別の問題」「環境問題」などを解決するために”達成されるべき17の目標”が掲られています。

 

これからの社会では、このSDGsは常識になります。 この記事を参考にSDGsのことを理解しましょう！