2024年11月、ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2024の一環として開催された講演で、ビルポエージェンシー代表の桐井啓輝氏が「ビルメンテナンス企業における新しい人材採用の方程式」をテーマに講演を行いました。
ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2024は、ビルメンテナンス業界に特化した日本最大級の展示会です。
最新の清掃技術、設備管理、ロボットソリューション、環境対応型製品など、多岐にわたる業界最前線の技術やサービスが一堂に会します。
また、業界の課題解決をテーマにした講演やセミナーも多数開催され、参加者が実践的な知識を学び、新しいビジネスチャンスを発見できる場として注目を集めています。
プロフェッショナルだけでなく、新規参入を検討する企業やビル管理者にとっても有益な情報を提供するこのイベントは、業界の発展を支える重要なプラットフォームです。
講演の背景
桐井氏は、2022年に求人サービスを立ち上げて以来、多くのビルメンテナンス企業の採用課題を支援。これまでに応募数を平均2.4倍、採用率を2.3倍向上させる成果を挙げ、年間求人費用を平均30%削減するなど、実績を残しています。この講演では、同氏の実績と成功事例をもとに、効果的な採用戦略について解説しました。
講演内容のポイント
- 応募の集め方
- 求人媒体の「掲載型」から「運用型」への移行を解説。
- SEOキーワードの選定や求人原稿のターゲット別作成方法を具体例を交えて紹介。
- 「閲覧数を上げる」施策と「応募率を向上させる」施策の重要性を強調。
- 採用率を上げる方法
- 応募者への迅速な連絡(目標10分以内)で採用率を向上。
- 企業ブランディングの重要性として、Google検索や口コミの管理が求職者の信頼形成に直結すると説明。
- 求人内容の改善や条件の最適化が採用の成否を分けると指摘。
- DX推進と循環型改善モデル
- 人材採用を「きっかけ」とし、社内の業務効率化やロボット導入によるDX推進を提案。
- 採用活動の成果が企業全体の効率化や働きやすい環境の構築につながると強調。
成功事例の共有
講演では、清掃スタッフや警備員の求人で成果を挙げた具体的な成功事例が共有され、参加者から多くの関心を集めました。
個別相談会の案内
講演後、桐井氏は参加者との個別相談会を開催。参加者は自社の採用課題に対する具体的な改善策や、職種ごとの求人最適化方法について直接アドバイスを受ける機会を得ました。
まとめ
「求人活動は単なる人材募集ではなく、企業の未来を作る第一歩」と語る桐井氏の言葉は、多くの参加者に深い印象を与えました。
ビルメンテナンス業界の人材採用における新しい方程式を提示し、業界全体のDX推進を促進する講演内容は、参加者にとって有益な情報が詰まったものでした。
クリーンEXPO 2024の詳細や講演内容に関心のある方は、ビルポエージェンシーの公式サイトをご覧ください。