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現場作業の在り方を変える洗浄液の生成機と新しいコンセプトの掃除機

現場作業の在り方を変える洗浄液の生成機と新しいコンセプトの掃除機

ヒューマンフェア&クリーンEXPO2021、メーカーブースレポート。

 

本日は蔵王産業のブースから強アルカリイオン電解水生成機「ZK-mini」とバッテリー式のサイクロンバキュームクリーナー「スピアーサイクロンプロ」の2つをご紹介いたします。

 

蔵王産業は世界の優良メーカーから高品質な業務用清掃機器・洗浄機器を取り揃える「環境美化創造企業」です。商社でありながら研究・開発セクションを有し、豊富な経験から、その現場に最適な機器の提案・提供を行っています。

 

汚れをしっかり落とすのに「すすぎ」いらず

産業産業のイチオシ、1つめは小型の強アルカリイオン電解水生成機「ZK-mini」。

汚れの激しい定期作業の現場でも洗剤の代わりとして使えるpH13.1の洗浄液を15分に1リットル生成することができます。

 

アルカリ電解水は酸素に触れることでpH濃度が下がり、最終的には水に戻って蒸発します。

 

一般的な洗剤で必要となる「すすぎ」の作業が必要なくなるため、作業時間短縮や人工を減らす等、圧倒的なコスト削減・収益改善に貢献します。

 

また、汚れをしっかり落とすには強い洗剤が必要になりますが、強い洗剤ほど残留しやすく、残留すればそこに次の汚れが付きやすくなります。

 

使用後に水に戻るアルカリ電解水は残留洗剤による再汚染のリスクがなく、物件を長期間きれいに維持管理しやすい点でもユーザーから高く評価されています。

 

究極の環境対応洗剤

発売から1年の最新機種である「ZK-mini」は従来の強アルカリイオン電解水システムの約半額、なんと50万円を切ります。

 

これまで価格面で二の足を踏んでいた個人事業主の方や、少数精鋭の企業にとって魅力的であるほか、病院やショッピングモールといった常住現場に洗剤の代替として据え置きしやすいボディサイズ、価格設定であることも人気を後押ししています。

 

昨今業界では環境問題やSDGsが話題になっていますが、界面活性剤を主成分とする洗剤は廃棄後、微生物が分解する際にCO2を出します。

 

一方、アルカリ電解水はCO2を一切排出しない究極の環境対応洗剤として改めて注目が集まり、さらに普及が進んでいます。

 

1台ですべてを賄える新しい掃除機

次に紹介するのは蔵王産業と家電メーカーのシャープ株式会社との共同開発で生まれたバキュームクリーナー「スピアーサイクロンプロ」です。

 

現在、階段などの段差があるところでは軽いスティック型を、広い面積ではポット型を、カーペットではアップライト型をとシーンによって掃除機を使い分けます。

 

これを1台にまとめることが開発コンセプトになっています。

 

スティック型の軽量・コンパクトボディでありながらポット型と同等の強力な吸引力を発揮。

 

内部のブラシが回転し、カーペットの汚れをかき出す「パワーヘッド」に交換することでアップライト型の代わりを務め、カーボン製の延長管を外せばハンディクリーナーに早変わり。

 

指で支えられるほどの軽快な操作感で、腕にかかる負担が少なさには驚かされます。

 

ヘッドでは吸いきれない隅の部分や狭い場所には、先端のマルブラシ(「スグトルブラシ」)を使用します。

ヘッドの着脱は手元の操作でワンタッチで行えるうえに、外したヘッドは自立するので立ったまま再装着が可能。

 

立ったり座ったりの作業を繰り返す必要がないのは高齢の作業者にとって嬉しいところです。

 

「ZK-mini」と「スピアーサイクロンプロ」ついて、ぜひ下の動画もご覧ください。

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