全然人見知りに見えないと言われるけれど、自分では人見知りだと思っている…そんな方周りにいませんか?
「まさしく自分がそうだ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
自称人見知りな人が抱えがちなストレスや治し方、人見知りの人を苦手だという人との付き合い方などを解説していきます。
そもそも人見知りとは?
人の目を意識しすぎて恥ずかしがる事や内気で初対面の人と上手く話せない人の事を人見知りと言います。
もともとはそういう気質のある赤ちゃんや子供を指す言葉でしたが、今では幅広い年齢に対して使われます。
語源としては人見=「他人の目線」を知る事から、人目を気にするという意味になり、現在の意味になったのではないかと言われています。(※諸説あります。)
人見知りに見えない人見知り、その背景とは?
人見知りに見えない人見知りの人は、初対面の人とも仲良く話しているように見えたり、人前でスピーチする時に震えたりするような事もないので、はたから見ると全く人見知りに見えません。
では、本人が自分のことを『人見知り』と思うのは何故なのでしょう?
人見知りに見えない人見知りの方を心理学的に分析すると「HSS型HSP/外交的なHSP」の可能性が高いと思われます。
HSPとはHighly Sensitive Personの略で、とても敏感な気質を持つ人を指す言葉です。
HSPは近年注目を集めていて『繊細さん』と説明される事もありますね。
外からの刺激に敏感で、些細な変化に気付きやすい特徴があります。
人見知りに見えない人見知りの方は、周りの空気を察して盛り上げないと!と思いがちな外交的な繊細さん(HSS型HSP)である場合が多いです。
有名人だとロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがHSS型HSPだと公言しています。
社交的に振る舞うことは出来ますが、人といると疲れてしまったり、楽しく思えなかったりして、自分では『私は人見知りだ』と思うようになるのです。
人見知りは治せる??治すべき?
人脈を広げたいけれど初対面の人と話すのが苦手だったり、大勢の人の前で話すのが苦手だったり…
ビジネスシーンでは人見知りだと困る場面が多いですよね。
仕事で困ったことをキッカケに、人見知りを治したいと思っている方もいらっしゃると思います。
治すことはできるのでしょうか?
人見知りは「治す」というより「克服する」と考えると良いと言われています。人見知りは病気ではないですし、個性の一つです。
あなたが困っている場合は、障害を取り除くために克服できると楽になるかもしれませんが、無理に治す必要はありません。
初対面の人の前で上手く話せないタイプの人見知りは、あまり気にしない事で克服するのが効果的です。
「今上手く話せていない」と焦る事でより緊張してしまい言葉が出てこなくなりがちです。
または「人見知りなので…」と言えるタイミングで言うのも一つの手です。
相手に人見知りだとわかってもらう事で、少し気が楽になりますよ!
人前で上手く話せないタイプの人見知りは、人目をあまり意識しない事で克服する事ができます。
人目を気にするタイプの人は、相手の感情をネガティブに想像しがちです。
「自分の事を変だと思っているのではないか…」とか、「失敗するのを願ってるのではないか…」などと想像してどんどん窮地に陥ってしまうパターンです。
この思考は過去の失敗にとらわれていることに起因するケースが多々あります。
過去に誰かが指摘したことや間違えて恥をかいた経験が傷になり、ちょっとしたフラッシュバックが起きているのです。
過去は過去と割り切って、失敗を気にせずチャレンジすることで楽になるかもしれませんね!
めんどくさいと思われない人見知りになるためには?
残念ながら、人見知りの人に対して「面倒だな」と思うタイプの人も時々います。
気にする必要はありませんが、できることなら面倒だと思われたくはないですよね。
対策法としては、初対面の人と話していて居心地が悪い時などに、なるべく笑顔でいる事です。
意外な事に、人見知りの人を面倒だと思う人は、その人自身も似た傾向を持っていることが多いです。
ですので、あなたが人見知りである事に誰よりも早く気付き、気になってしまうのです。
そういう人は、人の顔色や表情を無意識にうかがうくせがあります。
あなたが笑顔でいれば、人見知りを発揮してあまり上手くなじめていない時も、『人見知りなのに頑張っている』と前向きにとらえてくれる可能性が高くなります。
笑顔を向けられて嫌な気持ちになる人はいません。緊張してしまったら、ニコニコする習慣をつけておくと良いですね!
まとめ
人見知りに見えない人見知りや人見知りの克服法、人見知りの人を苦手な人と付き合うコツをご説明いたしました。
先述したように、人見知りは気質・個性です。全否定せずに受け入れると、楽になりますよ!
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