少し過激なタイトルですが、今回はノルウェーが〇〇したことにより、CO2の排出量が40倍になっているという話がありました。
ノルウェーといえば、EUの中でもEV先進国として有名です。
実際本当なのかを紹介します。
ノルウェーってどんな国?
ノルウェーは北欧に位置するスカンジナビアの国です。
19 の行政区域に分かれており、世界で最も繁栄している国の 1 つと見なされています。
美しい景観、豊かな文化と歴史、近代的なインフラで有名です。
首都オスロは、数多くの博物館やアトラクションがある主要な観光地です。
また、この国は主要な石油生産国です。
他にも国連および欧州経済地域の創設メンバーでもあります。
ノルウェーのEVの状況
ノルウェーは、電気自動車 (EV) の開発の先進国です。
大きな補助金とインセンティブにより、ノルウェーは世界で最も EV先進国になりました。
ノルウェーの EV 市場は近年急速に成長しており、2019 年に販売された新車の半分は完全な電気自動車です。
更に、2025 年までにすべての新しい自動車を完全に電気化するという目標を設定しています。
ノルウェーは EV業界の先進国であり、多くの企業が高度な技術を開発し、国内で多くの実証実験を行なっています。
ノルウェーには EV の充電を容易にするインフラが整備されています。
国内に多くの充電ステーションがあり、多くの高速道路に EV 用の専用レーンもあるぐらいです。
ノルウェーのエネルギー市場
出典:YouTube
ノルウェーは、水力や風力などの再生可能エネルギー源から電力の 98% を生成しているため、再生可能エネルギー効率分野でもトップです。
ノルウェーは世界トップ 5 の水力発電所の 1 つであり、その配電網は世界で最も信頼性の高いものの 1 つと言われています。
これは、電力網の効率的な運用と保守、および豊富な再生可能エネルギー源の組み合わせによって実現されています。
ノルウェーはまた、家庭、企業、農場に熱を供給するために地熱エネルギーを利用しています。
他にもかなりの規模の洋上風力産業があり、波力や潮力エネルギーなどの他の洋上再生可能エネルギー源の可能性を探っています。
水力と風力に加えて、ノルウェーにはバイオマスと太陽光発電設備もいくつかあります。
ノルウェー政府は、2030 年までにすべての電力を再生可能エネルギー源から生産するという目標を設定しており、この目標の達成に向けて順調に進んでいます。
これにより、ノルウェーは 100% 再生可能エネルギーで運営されている世界でも数少ない国の 1 つとなり、適切な政策と投資によって何が達成できるかを示す好例となります。
ノルウェーの政策の矛盾
このように、ノルウェーは世界でもトップの再生可能エネルギー国であり、EV先進国でもあります。
しかし、お伝えしたように、、、
石油の輸出国でもあります。
当然インフラを整えるためには膨大な資金が必要になります。
その資金のために大量の石油を輸出しているのがノルウェーです。
EV車の復旧によってCO2の排出量が1トン減ったのがノルウェー
CO2排出量の40トン以上になる石油を輸出しているのもノルウェーです。
これでは、カーボンニュートラルに即しているとは言い難いですね。
日本は火力発電が多いですが
出典:四国電力
このように海外と比べると有害物質の排出量はかなり低いです。
これには、日本が環境に配慮した工夫により、有害物質をカットできる技術を備えているからです。
やはり、日本のものづくりや工夫は海外よりも秀でていますね。
このような創意工夫をしてきたのが私たち日本人です。
ただまだまだ課題は残されているのも事実です。
現在は原子力の稼働を止めていることから
(止めていないところもある)
日本のエネルギーは火力発電頼みになっています。
そのため、電気代が高騰しています。
商業施設だと年間、数千万円から数億の電気代がかかっています。
この日本の電力の消費を抑えることができれば、日本のカーボンニュートラルやSDGs、更には一人一人の国民の電気代も下がるとは思いませんか?
そんな、設備の電気量も含めたDXを推進しているのが私たりビルポの活動です。
今後もまだまだ、電気量が上がると予想されます。
ここで、環境への配慮を含めたDXをしてみるのはいかがでしょうか?