メーカー各社のブースから作業の効率性をアップする清掃マシン・ツールの一部をピックアップしてお届けします。
●蔵王産業(D12)
●オンザロード(B15)
後退しながら行うことが多い清掃作業は転倒のリスクもあり危険。オンザロードでは作業も気持ちも前向きに、誰でも安全に使うことができるオービタルマシンをラインナップする。
コードレスでコンパクトサイズの「ランダムオービタルマシンBeat mini」に丸形タイプが新登場。
ソフトフロアからハードフロアまでオールマイティに使え、特に従来のスクエアタイプに比べるとカーペットで抜群の扱いやすさを発揮する。
超小型の振動ポリッシャー「Beat minimini」にはバッテリータイプが登場。
バッテリーを腰に装着するもので作業性が大幅に向上。いずれも完成したばかりで正式名称は後日発表とのこと。
●ASTI(C18)
驚きの効果で会場を沸かせていたのが永年にわたり、超音波機器の開発を行ってきたASTIの超音波振動吸引クリーナー。
超音波を発生させる特殊なノズルを掃除機の先端に装着。カーペットに付着した細かな粉塵を叩き出すことで少ない風量でも吸引が可能に。
超音波振動は無音のためモーターブラシにくらべて非常に静かなのも特徴。花粉やダニの除去にも高い効果を発揮する。
超音波振動磨きクリーナーも同様に、超音波の力でハードフロアの汚れを水だけであっという間に除去。
洗剤が使えない現場に適するだけでなく、超音波振動よりカビなどの菌の発育が抑制される効果まで確認されている。
●くうかん(E06)
省力化による人件費削減を実現する、より効率のよい清掃マシンを追求するくうかん。
最新の清掃ロボット「Gaussian」のスイーパーとスクラバーを展示。
幅90cmの通路でも回ってこれるコンパクトなロボットで、いずれもステーション有しており、自動で充電し作業を再開する。
特にスクラバーはステーションで給水・排水までを全自動で行うだけでなく、水を内部で濾過し50%リサイクルする仕組みを持っている。
人が行う作業におすすめなのが「DUPLEXスチーム」。
カーペット清掃の除塵、前処理、スクラブ、エクストという4工程を1台でこなすことができ、少ない人数で作業が可能に。
90度以上のスチームが出るのでケミカルいらず。カーペットのみならずタイルや厨房の油汚れなど多様な場面で活躍する。
i-team Japan(E06)
おなじみの「i-mop」が大幅にバージョンアップ、3タイプのグレードが揃った。
またオプションパーツの「スクイジーリフターキット」が登場、洗浄時にスクイジーを床面から上げることによって常に洗剤が床にある状態での強洗浄が可能になった。
さらに来春発売予定の「i-dose」を展示。こちらはエスプレッソ式の洗剤で、タンクに装着しフタをするだけで誰がやっても適正な希釈率の洗剤を直接手に触れることなく瞬時に作ることができるシステムとなっている。
その他、i-mopのバッテリーと充電器が共用のiシリーズを展示。なかでもノズルを変更することで3種の粒子が選べるコードレスミストスプレイヤー「i-cover」は消毒作業で活躍する注目商品だ。