「ビジネスマナーは必要なの?」 「正直、ビジネスマナーの必要性が分からない」 そんな思いの人も多いのではないしょうか。
確かに「こんなビジネスマナー必要なの?」というビジネスマナーたくさんありますよね。
今回の記事では必要のないと思われるビジネスマナーを紹介した上で、必要性についても紹介していきます。
この記事を最後まで読めば、ビジネスマナーの必要性や意図がわかるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
必要ないと思われがちなビジネスマナー
まずは、「必要ないよね、こんなビジネスマナー」と思われるビジネスマナーについて解説をしていきます。
初めて聞くようなビジネスマナーもあると思いますが、ぜひ確認してみてください!
服装・メイクのマナー
服装やメイクに関するビジネスマナーは、長きに渡ってずっと議論されています。
例えば、男性であれば「ボタンダウンのシャツがNG」だったり、女性は「化粧必須で、ストッキングを必ず着ないといけない」などのルールがあるところも多いです。
また、男性は夏場でもジャケットを着ないといけないなどのルールもあったりします。
「おしゃれであれば問題ないのでは?」という意見が多く、服装やメイクに関するルールも目的が分からないという人が多いです。
お辞儀ハンコ
初めて聞く人も多いかもしれませんね! お辞儀ハンコとは、決裁書や稟議書などの重要書類において関わった人たちのハンコが必要な書類でよく見られるものになります。
目下の人のハンコが、目上の人のハンコに対してお辞儀しているように見えるハンコの押し方をすることをお辞儀ハンコと呼びます。 「逆に読みにくい」「むしろ失礼」などの意見もあります。
ハンコなどではなく、態度で敬意を示せばよいと思っている人が多いようですね! また、お辞儀ハンコが伝わらないということもあるそうで、「斜めになっているぞ!」と叱られたことがある人も多いそうです。
季節ごとの挨拶や贈答
新年の挨拶として、『部長→課長⇨直属の上司』の順番で「本年も宜しくお願いいたします」と挨拶をすることがあります。
お年賀タイトルなども送ることがありますが、送っても使わないことが多いです。 「無理やりするものではないのではないか」という意見が多く出ています。
お辞儀の角度
お辞儀の角度にもマナーがあるということをご存じでしたか?
「気持ちがこもっているほど、深く頭を下げる」という認識の人が多いと思います。 実はお辞儀には「会釈」「敬礼」「最敬礼」の違いがあります。
会釈の角度は15度。同僚や上司と廊下ですれ違った時にするのが会釈です。 敬礼の角度は30度です。
敬礼と聞くと少し格式ばったものをイメージされるかもしれませんが、そうではありません。
上司に挨拶をする時などはこの敬礼をします。 最敬礼の角度は45度です。顧客や上司に対して、感謝や謝罪をする時に使うのがこの最敬礼です。
お酒の席でのマナー
「お酒の席は無礼講だ!」という意見もあるので、そんなに気を使うのは違うという意見も多いです。
お酒の席でのマナーとしては「上座と下座」「グラスを相手より低い位置で持つ」「上司にお酌をする」「料理の取り分け」などが挙げられます。
上司とご飯に行ったら気を使うし、せっかくの料理もお酒も全然楽しめないという意見が多いです。
上司も「部下が気を使うからこういうマナーはなくていいのに」という意見が多いです。
ビジネスマナーは守れるに越したことはない
ここまで「必要ないのではないか?」と思われるビジネスマナーについて解説をしてきました。
今回紹介したビジネスマナー以外にもさまざまなビジネスマナーがあります。
“必要ない”と思われるビジネスマナーは守った方がいいのかについてですが、結論から言うと守れた方がいいです。
「守ろうと思えば守れる」という状態であることに越したことはありません。
守れなければ、もしビジネスマナーが求められる場所に行った時に困ります。
ビジネスマナーを知らない無礼な人だと思われてしまうこともあります。
ビジネスマナーを守れる人であれば、必要ない場面ではラフにコミュニケーションを取れば良いですし、必要な場面では守れば良いです!
『マナーを守れず貴重な機会を台無しにした』という事例はありますが、『マナーを守れて貴重な機会を台無しにした』という事例はあまり聞いたことがありません。
まとめ
今回は「必要ないと思われるビジネスマナー」について解説をしてきました。
「こんなビジネスマナー必要なの?」と思うマナーもたくさんあったかと思います。 今回紹介したビジネスマナーをまとめておきます。
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・服装、メイクのマナー
・お辞儀ハンコ
・季節ごとの挨拶や贈答
・お辞儀の角度
・お酒の席でのマナー
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これらのマナーは「必要ないのでは?」と思われることも多いですが、ビジネスマナーは守れるに越したことがないということは覚えておきましょう!
ビジネスマナーを守れる人は、守るか守らないかを選ぶことはできます。
しかし、ビジネスマナーを守れない人は選択肢がありません。
自分の手札を増やし、ビシネスの場に自信を持って挑めるようにビジネスマナーは覚えておきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!