特に一人の夜だと「何かいるんじゃないか…」と不安になってしまうこともよくあります。寝室で寝てて急に玄関の明かりがつくとゾッとしますよね。。。
私自身も怖くなってしまったことがありますが、原因を知ると落ち着いて対応することができました。
今ではあまり気にならなくなってます。
今回は、人感センサーが勝手につく理由と対策方法についてご紹介します。
人感センサーが作動する原因
基本的にライトの人感センサーは「熱源や揺れるものに反応する」ように設計されています。
また、機種によっては停電から復帰した直後には動作確認のために勝手に点灯することがあります。
照明モードによってはタイマーで決まった時間に点灯するため人が通っていなくとも点灯する場合があります。
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温度変化を感知するから
人感センサーは熱源や揺れるものに反応します。誰かが動いたことだけに反応するわけではありません。
停電後やタイマー機能が理由ではなかったとして、人が通っていないのにセンサーが反応する原因の多くは「温度変化」があったことです。
夏であればエアコンの冷たい風が暑い廊下や玄関に流れ込んだとき、冬であれば暖房の空気がふわっと流れたときに人感センサーが反応することがあります。
空気の流れは目に見えないので判断しづらいですが、センサーから離れたところを人が通ったとしても空気の流れで人感センサーまで流れていくこともあります。
実際に冷房をつけたリビングのドアを開けて廊下の向こうにある玄関の人感センサーに向かってウチワで扇いでみました。
すると、10秒後くらいにパッと明かりが点きました。
これが、人が通っていないのに人感センサーが勝手につく原因の1つ目です。
観葉植物が揺れた
人感センサーは温度変化がなくとも揺れるものにも反応します。
冷房や暖房をつけていない時期で空気の流れに温度変化がなかったとしても、人感センサー近くの観葉植物の葉が揺れたりすると反応してライトが付くことがあります。
観葉植物の置き場所を変えてみて改善するようでしたら、葉っぱの揺れなどが原因だったと考えられます。
観葉植物以外にも壁にかけたアクセサリー、天井から吊るしたオーナメントに人感センサーが反応する場合もありますので確認してみましょう。
屋外の人感センサーであればネコなどの動物にも反応するので、確認したときには何もいないということもあります。
屋外灯のセンサーが頻繁に点灯するようであればカメラなどを設置して原因を探ったほうが良いかもしれません。
もし泥棒だったら大変ですからね。
温度変化もないのに明かりが点く原因
温度変化もない、空気が流れたわけでもない、揺れるものも近くにない。なのに、人感センサーが反応した。
そうなると霊的な何かを疑ってしまいそうですが、ちょっと待ってください。
人感センサーには他にも点灯する原因があります。
温度変化があると空気の流れが自然に発生します。
外から夕方の日差しが玄関ドアに当たり続けるとドアの温度が上昇して内部に空気の流れを作りセンサーが反応することがあります。
次に、外を走るトラックなどの無線による電波障害、スマートフォンの電波にも反応することがあります。
近所にアンテナ塔がある場合にも影響を受けることがあります。
つまり、人が通っておらず、熱の動きもない、揺れるものもない場合であっても人感センサーが反応することはあり得ます。
幽霊などを疑いたくなる気持ちも分かります。もし、霊的なものであればオバケには体温があるか、物体か、電波を発するということになりますね!
勝手に作動することを防ぐ方法は?
一般的な人感センサー付き照明にはフードと呼ばれる部品が付属されている、もしくは最初からセンサー部分に内蔵されています。
フードとはキャップのようなもので、センサーの検知エリアを変えることができる部品です。
フードを付けて感知エリアを狭く調節したり、センサーにかぶせることで感度を低くすることが可能になります。
取扱説明書があるなら確認してみると方法が書いてあります。
説明書が手元にない場合は、人感センサーの品番をネットで調べてみると説明書がメーカーのホームページに掲載されていることがあります。
自己責任ではありますが、透明に近いセロハンテープを貼ることで感度を下げることも可能ですので、どうしても方法がない場合は試してみるのも一つですね。
まとめ
人感センサーが作動する仕組みと、人が通っていないのに勝手につく原因についてまとめます。
人感センサーは「熱源の動きと揺れるもの」に反応して点灯します。
- 周りと温度が違う空気が流れ込む
- 植物やアクセサリーが揺れる
といった理由で勝手に点灯することがほとんどです。
また、稀にではありますが
- 外気との温度差が急激に変わる
- トラックなどの無線電波の影響
- スマホなどの電波の影響
でも、人感センサーが反応することがあります。
誰もいないところで勝手に電気が点灯するとビックリしてしまいますが、上記のような理由がないか振り返ってみてはいかがでしょうか。
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