会社名:株式会社ベル
エリア:関西
事業規模:約250人
【これまでの課題】
従来のやり方に捉われない新しい採用手法の模索
専務取締役 武岡 伸幸 様
ベルではここ5年ほどウェブを活用した求人活動を主力にしていて、紙媒体や従来の方法はだいぶ縮小しています。元々は新聞の折り込みチラシなんかも使っていましたが、今は効果的な方法を随時見直しながらやっています。
例えば、新聞の折り込みを行う際には、地域の労働人口データを元にターゲットを絞り込んで、主婦層が多いエリアにピンポイントで配布するようにしていました。今ではそれもやめて、ウェブに完全に移行していますが、その分析や振り返りの作業はずっと続けています。
検証と分析を繰り返す中で、年々変化する時代と多様化する求職者のニーズに対応するため、新しい採用手法を模索していました。
そんな中、新しい手法を取り入れているビルポさんをご紹介いただき、試験的に導入することを決めました。
【導入効果】
数値分析に基づいた採用活動
ビルメン事業部 リーダー 田中 静佳 様
ビルポ求人の導入効果として一番のポイントは求人一つ一つの数値分析をしっかり行ってもらえることですね。自分たちでやっていた時は、データは取っても活かし方に苦労をしていました。
例えば、表示回数やクリック率・応募率など、データを取ることはできるものの、次のアクションとして、このまま掲載してて良いのか、訴求ターゲットを変えた方が良いのか、時給など条件面を変えた方が良いのかなど、判断が難しく、データを活かしきれていませんでした。
そこをビルポさんにお任せできるのは本当に助かっています。それによって応募が増えたのはもちろんですが、何よりも効果的な改善策を提示してもらえるのが大きいですね。
応募が来ない求人があり、そもそも表示回数が少ないのであれば、ターゲットの絞り込みやSEO対策のワード選定などを行うことで、表示回数の改善から応募・採用に繋げるということも行なっていただきました。
導入当初にご説明していただいた、現代の採用手法が掲載型から運用型に変わったというは、こういうことなんだと実感しました。
今後の展望
現状に満足せず、今後も常に新しい採用手法の模索と検証を繰り返し行ない、採用体制を強化していきたいと思います。
今後は清掃ロボットやスマートメンテナンスの導入が進んでくれば、今までの求人とは違ったスキルセットを持った人材が必要になると思います。
今までは清掃業務を担当する方を採用していたのが、これからはロボットを操作したり、管理する側の人が求められるようになると思います。だからこそ、今のうちに新しい採用手法を試していくことが大切だと感じています。特に、現場での環境改善や、効率化が進む中で、いかに従業員が働きやすい環境を整えるかが今後の課題ですね。ビルメン業界のあり方が変わることで、求職者のニーズも変わると思います。
そして採用後の定着率を上げる取り組みも引き続き進めていきたいと思います。
定着率を上げるにはまず最初の入り口でミスマッチを防ぐことが重要だと思います。そのために、職場体験や家庭訪問を通じて、実際に働く環境を見てもらい、従業員と会社の認識を一致させることを心がけています。職場体験を通じて「この環境で働けるかどうか」を確認することで、入社後のギャップを減らし、早期退職を防ぐようにしています。
次に力を入れているのは、入社後のフォローアップです。研修についてはまだ課題が多いのですが、現場でのOJT研修を中心に進めています。現場のリーダーや本社スタッフが新しい従業員に対して1週間、1ヶ月、3ヶ月と定期的にフォローアップを行い、少しずつ安定して働けるようにサポートしています。
最後に「帰属意識」を持ってもらうことを非常に大事にしています。直行直帰の現場が多い業界だからこそ、会社との一体感を持ってもらうために、全社員大会などを通じて、従業員同士のつながりを強化するようにしています。「この会社の一員としてやっているんだ」という意識を持ってもらうことで、定着率が上がっていると感じます。
まだまだ改善点もありますが、今後も従業員が安心して働ける環境づくりに力を入れていきたいと思っています。
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