今回は、2023年8月10日に中国人団体観光客の訪日される件について紹介いたします。
現在すでにアフターコロナで日本には多くの観光客が訪れていますが、ここで中国からの団体観光客が増えると、もはや日本人より、外国人の方が多くなるのではないのか?
とも思えてしまします。また、ホテルでも人材不足が叫ばれていますが、日本の観光業にとってDX化を行い、早期の対応が求められています。
中国人の訪日はどのぐらい増える?
2019年には959万4,394人と過去最大の訪日を記録しました。
その後、ご存じのように、コロナのパンデミックにより訪日中国人は激減することになります。
2023年の6月の上半期で訪日した中国人は約60万人とされています。
少し前の推移の予測としては2023年の訪日は200万人と予測されていました。
ただ、8月10日に中国が団体観光客の海外旅行を解禁したことで大きく訪日の数が変わってくると予想されます。
コロナ前の2019年、中国からは959万人が日本を訪れ、訪日客全体の3割を占めていた。消費額は1兆7704億円と訪日客全体の36・8%で、いずれも国・地域別で最多だった。1人当たりの買い物額も唯一10万円を超えていた。百貨店やドラッグストア、家電量販店で大量に商品を買い込む「爆買い」が代名詞として定着していた。
出典:朝日デジタル
3年ぶりに海外旅行と訪日外国人旅行の見通しも発表され、2023年の訪日外国人客数を、2110万人(2019年比66.2%、前年比550.6%)と推計した。
全体的な観光客数も全盛期の6割ぐらいまで戻ってきていることからも、中国人が2019年の6割÷2(下半期)で考えると
959万人÷12(1年)×5(8月〜12月)×0.6=239万人近くの方が訪日されるのではないでしょうか?
2023年の5月にマーケット調査の結果でも、再訪日したい中国人は90%を超えています。
また、関心のある分野では、買い物よりも観光や日本食に対する興味が高いようです。
情報参照元:PR TIMES
観光大国日本に返り咲くのももう直ぐかもしれませんね。
日本の観光業の課題
過去にも紹介させていただいた内容ですが、
なぜゴールデンウィークの人材が不足?ホテルは3割稼動の真実とは!?
日本のホテルや旅館での人での不足はまだ満足に回復したわけではありません。
過去にお伝えしたように、コロナのパンデミックの時にホテルなどの宿泊施設からビルメンテナンス会社は契約切りにあっています。
この時に、ビルメンテナンス側は人員を病院に送ることとなりました。
その結果、業界全体の人手不足と少ない人手が病院に手配されることとなり、宿泊施設側に人を確保できないようになっています。
人口が急激に増えるわけではないため、結局この課題の根本的な解決はDXしかないと思われます。
観光客受け入れのためのDXとは?
まず、現在ある清掃ロボットやセンサーなどを用いて、人ではなくても管理できる方法に切り替える必要があります。
ロボットやセンサーで置き換えることができる部分に人員を配置するのではなく、現在のロボットやセンサーが対応できない部分に対して人員を配置して行くことで、人員不足の解消や業務の効率化を行うことで、業界全体のDXを進めていく必要があるでしょう。
確かに、直ぐにはできないことかもしれませんが、それでもDXを促進していかなければ2025年問題でもある労働人口の減少の課題を克服することは難しいと思われます。
もし、DXに取り組みたい、どうゆうことから始めればいいかわからない。
そんなお困りの企業様がいらっしゃいましたら問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください!
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