業界によってはよく聞く言葉である『スキーム』ですが、皆さんは聞いた事がありますか?
転職した事で、聞きなれない言葉をよく聞くようになった方もいらっしゃると思います。
そんな、『スキーム』について今回は解説していきます。
スキームとは?
スキームとは?
スキームは英語で「scheme」と書き、「枠組みを持った計画」という意味をもつギリシャ語が語源。その他「陰謀を企てる」「図解」「図表」といった意味をもち、現代においても「体系的な計画」を示す言葉として使われています。
出典:明日の人事online
ビジネスで使われる場合は、『計画』『案』『枠組み』と言う意味です。
実際に海外のビジネスでも『scheme』と言う言葉は使われます。
しかし、ここで注意しなければいけないのが、アメリカ英語とイギリス英語によって微妙にニュアンスが変わると言う事です。
アメリカ英語の場合『スキーム』の意味合いの中には、『陰謀』『謀略』『悪い企み』などというネガティブなイメージも含まれます。
どのため、英語で『スキーム』を使用する際は、気をつけて使わないと、勘違いされる可能性があると言う事です。
スキームの使い方や例文
では、『スキーム』と言う言葉はどのような時に使われるかですが。
例文
『〇〇さん来週までに〇〇のスキームだけでも完成させてください』
例文
『いつ頃、新規の事業スキームが出来ますか?』
この場合の事業スキームには二つの意味が含まれています。
- 事業の計画
- 事業の構想
単純な『プラン:計画』ではなく、より具体的、計画的、継続的な実効性を求められていることになります。
また、新規事業を立ち上げる際の
仕入れ、生産、営業、販売、資金の流れ、商品管理などをわかりやすくするために、スキーム図を用いることがあります。
スキームと混同しがちな言葉
他の用語として出てくるのが
「プラン」「ストラテジー」「アウトライン」
「レジュメ」「シューマ」「スキーマ」
とも混同しそうになりますが、微妙に意味が違ってきます。
この辺りは、また次回に掘り下げて一語一語解説して行こうと思います。
少なくとも『プラン』計画より、スキームの方がより具体的な落とし込みと思っていただくのがいいかもしれません。
『スキーム』のまとめ
最近グローバル化が進んだことで、今まで聞きなれないようなビジネス用語が飛び出してくることが、たまにありますよね。
『え!?』今まで日本語だったのが、急に英語に変わった?なんてこともあると思います。
今回は、そんな細かなビジネス用語を簡単に解説:第一弾でした。